嘘つきな愛の詩


最初、その言葉の意味が理解できなくて


パソコンのキーボードを打つ手が一瞬だけ止まった。


「詩?聞いてる?」


いつもの調子の声。


彼女…?






「か、彼女…いたんですか?」


聞く声が知らないうちに震えていた。



「俺だって彼女くらいいるさ」と冗談混じりに言う言葉。


私があなたを好きなこと知ってて…


なんでそんな風に簡単に言えるの?







息が詰まりそうで

言葉もでてこない。


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