嘘つきな愛の詩
彼女がいて、なんで私に会いにきたの?
どうして肌を重ねたの?
どんな気持ちで昨日は私の作った料理を一緒に食べてたの?
どんな気分で今…
私を傷つけているの?
「わ、分かりません。」
「意地悪するなよー」
意地悪はどっち?
先輩が何を考えてるのか分からない。
頭の中がぐちゃぐちゃで何も考えられない。
「私‼何か…飲みもの買ってきます‼」
この場の空気に耐えられなくて勢いよく席を立つ。
すると、少し驚きながらもくすくす笑って先輩が私にゆっくり近づいてきた。
今さら…
何を言うつもり?
ビクビクしながらその顔を見上げると
「はい。俺の分と一緒に買ってきて。詩のもそこから買っていいから」
って
手のひらに乗せられた千円札。