工業高校のイケメン達に愛されて【上】
無防備すぎるっつーの…。
確実にお前…他の男だったら襲われてるよ。
俺だって、堪えるのに必死なんだから。
…当たり前だろ。
好きな…女が、自分の腕の中で寝ているんだから。
けど、だからといってどうすることも出来ずに、俺は中村の小さな背中に腕を回し、頭を撫でながらただ抱きしめ続けた。
「…んっ…?」
中村が、また小さく声をあげた。
そしてゆっくりと目を開けて。
目線を上に…とろんとしたその目で俺の顔を見上げた。
…起きた。
「え、え!?相葉くん……きゃあぁあっごめんなさいっ!!」
そして今度は、驚いた表情でいきなり大きな声を出して、俺から離れた。
「おま…急にでっけー声出すなよっ」
いきなり中村が発した高くてでっかい声に耳がキーーンとなって、自分の耳を塞いだ。
「ご、ごめんなさいごめんなさいっ!あたし寝ちゃって…ってゆーか、寝る前も取り乱しまくってごめんなさいっ混乱してて何も考えられなくてっ」