工業高校のイケメン達に愛されて【上】
『ん…?』
窓から差し込む光で目が覚めた。
『お母さん…!』
俺は、母親がもう帰ってきているんじゃないか。
そんな思いで布団から飛び出して、家中駆け巡ったけど。
『いない…。』
母親は、どこにもいなかった。
母親の家具も洋服もそのままなのに、母親だけがいない。
なんで。
どうして。
なんで帰ってこないの。
事故にでもあったの?
そもそも、どうして出かけているの。
『う…うわぁあ…っ』
1人は寂しいよ。
誰でもいいから、助けて…!!
そう思ったその時…。
ガチャ…
と、玄関の扉が開いた。
『お母さん…?!』
母親が帰ってきたのかと思って、玄関まで一目散に走ったけど。