イケメン御曹司に独占されてます
何となく心に淀みを抱えたままのランチタイムが終わり席に戻ると、となりの部署のお局、村井さんが慌てた表情で近寄ってきた。
村井さんはいつも手製のお弁当をデスクで食べるので、必然的に電話番のようなことをして下さっている。
「萌愛ちゃん、なんだかね、山川橋梁の佐藤さんが至急連絡が欲しいんだって。秀明くんに何度連絡しても繋がらないからって、ものすごい剣幕で」
手渡されたメモには、昼休みが始まってから何度も佐藤さんから電話があったことが記されている。
「すみません。ありがとうございます」
急いで佐藤さんに連絡を入れると、ほかの電話に出ているということで一旦受話器を置いた。
すると、間髪いれずにデスクの電話が鳴る。
「萌愛ちゃん? ごめん、ちょっと大変なことになって」
いつも決して語気を荒げることのない佐藤さんの口調が、珍しく殺気立っている。嫌な予感が確信に変わるまで、そう時間はかからなかった。
「明日必要な資材がまだ届いてない……。ごめん、こっちのミスなんだ」
「ちょっと待ってて下さい」
村井さんはいつも手製のお弁当をデスクで食べるので、必然的に電話番のようなことをして下さっている。
「萌愛ちゃん、なんだかね、山川橋梁の佐藤さんが至急連絡が欲しいんだって。秀明くんに何度連絡しても繋がらないからって、ものすごい剣幕で」
手渡されたメモには、昼休みが始まってから何度も佐藤さんから電話があったことが記されている。
「すみません。ありがとうございます」
急いで佐藤さんに連絡を入れると、ほかの電話に出ているということで一旦受話器を置いた。
すると、間髪いれずにデスクの電話が鳴る。
「萌愛ちゃん? ごめん、ちょっと大変なことになって」
いつも決して語気を荒げることのない佐藤さんの口調が、珍しく殺気立っている。嫌な予感が確信に変わるまで、そう時間はかからなかった。
「明日必要な資材がまだ届いてない……。ごめん、こっちのミスなんだ」
「ちょっと待ってて下さい」