イケメン御曹司に独占されてます
手早く帳票を繰っていると、例の鋼板と全く同じ企画の物を見つけた。恐らくちょうど対になる部分の材料だろう。
サイズ、圧延と全く同じであることを確認すると、パソコンのシステムで今どこにあるのかを確認する。見ると、明日の朝一番には到着することになっている。
「明日の朝、同じ鋼材が到着します。これで明日は現場が止まることは避けられます」
「そうか。だけどそうなると明後日使う分が足りなくなる。実は明後日の作業の方が問題なんだ。
……現場の立会い検査で、ゼネコンや国の役人が来る予定になってる。
材料が無くて現場が止まれば、工期が遅れるだけじゃなく損害と信用が……。秀明くんに連絡は取れないかな」
強い口調で佐藤さんに言われ、一瞬言葉が止まった。
池永さんとは今日一日連絡が取れない。
たぶん、今頃は厳重にセキュリティで固められた会議室に缶詰のはずだ。
「すみません。今日は池永と連絡は取れないんです」
「それじゃ、だれか上の人はいる?」
サイズ、圧延と全く同じであることを確認すると、パソコンのシステムで今どこにあるのかを確認する。見ると、明日の朝一番には到着することになっている。
「明日の朝、同じ鋼材が到着します。これで明日は現場が止まることは避けられます」
「そうか。だけどそうなると明後日使う分が足りなくなる。実は明後日の作業の方が問題なんだ。
……現場の立会い検査で、ゼネコンや国の役人が来る予定になってる。
材料が無くて現場が止まれば、工期が遅れるだけじゃなく損害と信用が……。秀明くんに連絡は取れないかな」
強い口調で佐藤さんに言われ、一瞬言葉が止まった。
池永さんとは今日一日連絡が取れない。
たぶん、今頃は厳重にセキュリティで固められた会議室に缶詰のはずだ。
「すみません。今日は池永と連絡は取れないんです」
「それじゃ、だれか上の人はいる?」