イケメン御曹司に独占されてます
「無理は承知です。どうしてもダメですか? その板が無いと、現場の立会いができなくなってお客さんが困るんです! あの、ちょこっと形鋼端っこにつめてもらうとか出来ないですか!?」
「事情は分かるけどさぁ、萌愛ちゃん、うちの配送は納期厳守で頑張ってもらってるんだ。指示漏れはあちらさんのミスだろう? そこまで責任は取れないし、一台トラックの手配に手間取れば、次の便にも支障がでる。こっちも、ギリギリのところでやってるんだよ」
ふぅ、とため息をついた丸岡さんが、私の言葉を待たずに電話を切った。
どうしよう……。
電話を前にしばらく呆然とする。
こんな時に限って全員いないうちの営業。本当に心の底から腹が立つ。
ただならぬ雰囲気を察して、となりのお局、村井さんがデスクのそばまで来てくれていた。
「萌愛ちゃん、とにかく秀明くんに連絡しなさい」
「だけど今日は一日プレゼンで……」
「この物件の担当は秀明くんなんでしょう? どんなことになっても、全ての責任は秀明くんにある。先方の指示ミスだとしても、この件に関して彼は知っておく義務があるわ。だから本来なら一日連絡が取れないなんて、許されないことよ」
「事情は分かるけどさぁ、萌愛ちゃん、うちの配送は納期厳守で頑張ってもらってるんだ。指示漏れはあちらさんのミスだろう? そこまで責任は取れないし、一台トラックの手配に手間取れば、次の便にも支障がでる。こっちも、ギリギリのところでやってるんだよ」
ふぅ、とため息をついた丸岡さんが、私の言葉を待たずに電話を切った。
どうしよう……。
電話を前にしばらく呆然とする。
こんな時に限って全員いないうちの営業。本当に心の底から腹が立つ。
ただならぬ雰囲気を察して、となりのお局、村井さんがデスクのそばまで来てくれていた。
「萌愛ちゃん、とにかく秀明くんに連絡しなさい」
「だけど今日は一日プレゼンで……」
「この物件の担当は秀明くんなんでしょう? どんなことになっても、全ての責任は秀明くんにある。先方の指示ミスだとしても、この件に関して彼は知っておく義務があるわ。だから本来なら一日連絡が取れないなんて、許されないことよ」