ブラックⅡ-想い-



私の腕を引きながら立ち上がったレイジ
を見た周りの大人達は「若いって良いねー」だとか「見せつけるねー」なんて言ってくる。



レイジはそんな言葉に「うるせぇ」と睨みをきかすけど、やっぱり本職の方にはそんなものきかないのか




私なら完全にビビっちゃうレイジの表情にもかかわらずゲラゲラと笑っていた。




腕を引かれたまま部屋の入り口に向かう途中で、お酒を飲んでいるリュウガと目があったけどその目は直ぐにそらされて



私とレイジは大広間を出た。




手を引かれて連れて来られたのは広い縁側の廊下




そこに広がるのはまるで日本庭園のような綺麗なお庭が姿を表す。




「足、平気かよ」



縁側に座るように私に言ったレイジも
ドカンと乱暴な音を上げて隣に腰を掛ける




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