鈍感ちゃんと意地悪くんのその後の物語
「あのねぇ瀬田君、いい加減にしなさいよ?」

鈴木が、腰に手を当てながら、俺を睨む。

「え、なに?」

鈴木にしては顔を紅くして。
ふうっと息を吐いた。

「跡よ跡!
美空の首筋や肩にいっぱい!
紅い跡だらけよ!」

こっちが赤面した、と、鈴木は溜息をついた。

「いい虫除けだろ?」

ははは、と笑ったところで、鈴木と委員長の視線は白い。
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