仲良し双子の恋



「急に殴っていた奴らが殴るのを辞めたの…

何が起きたのかと思ったら…真哉くんが動かなくなっていた…

まさかって思ってあたしが触ろうとしたら…


『触んな…

お前なんかに触られたって全然嬉しくねぇーし……

李恋じゃなきゃ嬉しくないし…』


正直…うざいって思った…
なにこの一途って…」





「…………グスッ…。」







「血だらけなのに今にも死にそうなのに…

真哉くんは李恋ちゃんに会いに行こうとした…

イラついて1人の男が蹴ったらそれで…血を吐いて動かなくなったわ……



死んじゃったの……。」








「………ゔぅぅ〜〜……」

涙がとまらない李恋……






「怖くて…あたし達は川に投げた…

でも……数日後に投げたのがバレて男友達はあたしを庇って捕まったわ……。

この日から……
変わろうと思ったの…
人に庇ってもらってばっかだったし…

もっと早く……変わればよかったよね…

ごめんなさい…」




「…………。」





李恋…………


何も話さない李恋は…
震えていた……。








< 117 / 203 >

この作品をシェア

pagetop