この度、友情結婚いたしました。
そんなことを考えていると、なぜか真希さんはマジマジと私を見つめてきた。


「……あの?」


そんなに見つめられてしまうと、どこに視線を向けたらいいか分からなくなる。

「まどかちゃんさ、スーツ姿も素敵だけど、明日からはもっとラフな服装で大丈夫よ。スーツだと気疲れしちゃうでしょ?」

「え……でも大丈夫なんですか?スーツじゃなくて」

青葉さんも琢磨もスーツだったし、真希さんだって今日はブラウスにスカートだけど、一昨日はスーツだったのに。


「大丈夫!私だって楽な格好だし。ただ弁護士先生ふたりが外出でいない時に、急な来客があると困るから、そういう時だけスーツで来るようにしているだけなの。だから気にしないで」


「分かりました。じゃあ、明日からはそうさせていただきます」


そう伝えると、真希さんは満足そうに頷いた。

「よし!じゃあ早速仕事教えちゃってもいいかな?」

「はい、お願いします」
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