とある悪女の物語。









オロオロとする女たちは本当に使い物にならない。




ねぇ本当救急車でも保健室の先生でも何でもいいから早くしてほしい。そうは思っても痛みのあまり歯を食いしばることしか出来ず喋るだなんてとんでもない。





不規則な生活を続けていたため体力がないのか、視界がどんどん霞んでいく。





息も荒くなり、意識がプツンプツン切れていく。





「やだ嘘でしょぉ…」




「傷口ってハンカチで押さえていいの!?ばい菌入っちゃう!?」






誰も応急処置の仕方なんて知らず、右往左往するばかり。





本当使えない…。





腕が痺れてきてこれは本当にヤバイな、と思った。










< 31 / 49 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop