姫と年下王子たち
頭がクラクラしてお腹も痛いはずなのに、美姫ちゃんはしっかりとした足取りで歩いていく。
「待って、美姫ちゃん…!あたしもついて行ー…」
「先生っ!」
体調の悪い美姫ちゃんが、1人で保健室にたどりつけるかが心配で、あとを追おうとしたら保健室の先生に呼び止められた。
「いいんですよ。あのコは1人で行かせて」
「でも、もしっ…」
「あのコは、いつもああなんです」
「待って、美姫ちゃん…!あたしもついて行ー…」
「先生っ!」
体調の悪い美姫ちゃんが、1人で保健室にたどりつけるかが心配で、あとを追おうとしたら保健室の先生に呼び止められた。
「いいんですよ。あのコは1人で行かせて」
「でも、もしっ…」
「あのコは、いつもああなんです」