姫と年下王子たち
あ~…、確か今日やっけ?


「…あれ?もしかして、行かない感じ…?」


渋る俺を見て、美姫が不安そうな表情を浮かべた。


花火大会の会場へは、電車に乗れば、べつに遠い距離でもなかった。


でもまったく準備してへんのに、突然今から花火大会行こって言われてもなぁ…。


俺は、玄関のドアにもたれかかった。

その場で、少し考える。


けどせっかく浴衣を着て、わざわざ俺を誘いにきた美姫。
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