姫と年下王子たち
オッサンを壁に追い込むようなかたちで、俺は歩み寄った。

ビビったように、オッサンはカバンを脇に抱えて後ずさりをする。


そんなオッサンに、俺はさらに詰め寄る。


「正直に言いや?…俺、見てんで?オッサンが、こいつの尻を触ってるの!」

「ひぃ…!!」


俺の剣幕に怯え、オッサンはカバンで顔を隠すと、そのまま地面に崩れ落ちた。


「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…!!」
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