姫と年下王子たち
その強烈なシーンに、隣に座る秋月さんの口から小さな悲鳴が漏れた。


ほら、やっぱ無理してんじゃん…。


しかし秋月さんは、必死にテレビを直視していた。

怖すぎるのか、涙目になっている。


何度もテレビを消そうかと聞いたが、「大丈夫!」と言って、すべて断られた。


…秋月さんは、どんなに怖いDVDだとしても、今見なきゃいけないと自分に言い聞かせているようだった。
< 3,825 / 3,957 >

この作品をシェア

pagetop