姫と年下王子たち
そして、山道に入る。


ぐねぐねと右へ曲がったり左へ曲がったりと、…酔いそうになる。


「秋月ちゃん、車酔いした?」


ルームミラー越しに、運転席の店長と目が合った。


「す…、少し…」

「…そっか。でももうちょっとだから、がんばって!」


店長の『もうちょっと』という言葉を信じて、車酔いと闘う。


すると、隣に座っていた芝田さんが酔い止めをくれた。
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