フキゲン課長の溺愛事情
「ちなみにこのエコハウスは分離トイレを導入していますが、処理施設そのものはできていないので、今のところほかと同じ下水処理場で処理されています」
海翔に続いて達樹が言う。
「こういう話は避けられがちだろ? いずれ日本でも取り組みが進めばいい、という期待を込めたんだ。少なくともここで見たことのある人は、そのぶん抵抗が少なくなる」
「ホントですね……」
璃子はただただ感心してうなずいた。
「よかったら庭も見てください。僕は部屋の窓を開けてきますので」
海翔が言って廊下を戻り始めた。璃子と達樹もゆっくりと歩き始める。押し入れのある部屋や団らんのできるいろりのある部屋、そして色調を揃えた木材が使われながらも近代的なキッチンを見た後、璃子と達樹は外に出て、縁側に並んで腰を下ろした。
小さな池のある庭を見ながら、璃子は言う。
「すごく勉強になりました。連れてきてくださってありがとうございます」
「勉強のためだけに連れてきたわけじゃない。いつもがんばっている水上にリフレッシュしてもらえたら、とも思ったんだ」
海翔に続いて達樹が言う。
「こういう話は避けられがちだろ? いずれ日本でも取り組みが進めばいい、という期待を込めたんだ。少なくともここで見たことのある人は、そのぶん抵抗が少なくなる」
「ホントですね……」
璃子はただただ感心してうなずいた。
「よかったら庭も見てください。僕は部屋の窓を開けてきますので」
海翔が言って廊下を戻り始めた。璃子と達樹もゆっくりと歩き始める。押し入れのある部屋や団らんのできるいろりのある部屋、そして色調を揃えた木材が使われながらも近代的なキッチンを見た後、璃子と達樹は外に出て、縁側に並んで腰を下ろした。
小さな池のある庭を見ながら、璃子は言う。
「すごく勉強になりました。連れてきてくださってありがとうございます」
「勉強のためだけに連れてきたわけじゃない。いつもがんばっている水上にリフレッシュしてもらえたら、とも思ったんだ」