潔癖症ヤンキーとペンギン
想像力の豊かすぎるマミヤマは、
もしそんなことにでもなってたら……と
瞬時に最悪の事態を頭によぎらせ顔を蒼ざめさせる。
今のマミヤマには刺激の強すぎる言葉だ。

その様子に気づいた若いほうの警官が
威勢のよすぎる下町口調の警官をたしなめる。
マルガイとは刑事用語で被害者を指すようだ。

『あ、いや、こりゃすまない!』

下町口調の警官にも悪気はないようだが、
武骨すぎてこういうときの女子の心情までは
なかなか汲み取れないようだ。

そんなやりとりとしていたら
銀髪の彼を追っていた警官二人が戻ってきた。
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