SEXY-POLICE79
声たもる 神のしるべ
土神て いと不知火の焔振るさじ

透き通る彼の歌声は時間を忘れさせる。上ではいま爆発音が響いているのに、ここだけ今は別世界にいるようだ。

嘆き時よりふれゆらり
ゆらりゆらりと 神の霊玉

桐野の体が光に包まれ、眩しいほどの閃光を放つ。須田は眩しさに眉をひそめる。すると、ぼんやりとだけど青年と桐野警部補が唇を交しているように見えた。

天土の枯れ衣 泉黄の嘆き愛しも
良き漏れ通る神の目覚め

「君はまだ…」

死んではいけない―。
僕を狂わす何か、僕はそれを知りたい。
< 120 / 223 >

この作品をシェア

pagetop