SEXY-POLICE79
白い体毛に首にかけられた鈴を風にゆらせて、白い狐は大きな口を開いて炎を吐き出し分厚いコンクリートの塊を溶かしていった。大方溶かした瓦礫の中から自力で這上がってきた草間と河和。とっさのぎりぎりの判断で結界を張って身を守ったのだろう、二重の結界が二人を包んでいる。
「た、助かった~」
新鮮な空気にやっとあえた草間たちは酸素 を求め呼気を繰り返し、生き埋めなんてごめんだぜと小言を吐きながら汚れた服を叩いて土を落とし、とうとう壊れた病院を見る草間。病院だったという面影はどこにもなく、すっかり壊れた建物の山。確か書類には人間には害をなしていない。そして今目の前にある壊れた建物、その前に現れた狐の妖…。
「……なるほど。こういうことだったのか」
やっと絡まった糸がひとつにむすばった。
「羽鳥?」
突然笑い出す草間に何もわからない相棒河和は首を傾けるばかり。草間は助けてくれた狐の妖の頭や顎を撫でて、何度もありがとうと繰り返している。狐はお礼を言われてうれしいのかくぅと鳴いて草間の右頬にすり寄り小さな舌でペロペロと舐めてきた。それがなんともくすぐったいこと。河和はそんなあらぬ光景を目に茫然とまだ理解ができないのか、ずっと頭を悩ませていた。
☆☆☆
「た、助かった~」
新鮮な空気にやっとあえた草間たちは酸素 を求め呼気を繰り返し、生き埋めなんてごめんだぜと小言を吐きながら汚れた服を叩いて土を落とし、とうとう壊れた病院を見る草間。病院だったという面影はどこにもなく、すっかり壊れた建物の山。確か書類には人間には害をなしていない。そして今目の前にある壊れた建物、その前に現れた狐の妖…。
「……なるほど。こういうことだったのか」
やっと絡まった糸がひとつにむすばった。
「羽鳥?」
突然笑い出す草間に何もわからない相棒河和は首を傾けるばかり。草間は助けてくれた狐の妖の頭や顎を撫でて、何度もありがとうと繰り返している。狐はお礼を言われてうれしいのかくぅと鳴いて草間の右頬にすり寄り小さな舌でペロペロと舐めてきた。それがなんともくすぐったいこと。河和はそんなあらぬ光景を目に茫然とまだ理解ができないのか、ずっと頭を悩ませていた。
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