無愛想で糖度高めなカレの愛
「私、絶対、夕浬くんのこと大切にする……っ」


胸の頂きを味わう彼の髪にくしゃりと指を通し、喘ぎたくなる快感を堪えながら言った。

赤い舌を覗かせて目線を上げた彼は、小さく苦笑する。


「俺のセリフ取らないでくださいよ」

「あ……ごめん」

「でも、そう思ってくれて本当に嬉しいです。ありがとう」


とびきり甘く優しいキスを落とされて、全身が幸せに包まれた。

あぁ、私、この彼に完全に落ちている──。


それからも、彼は労るような愛撫を続け、私の反応を見ながら弱いポイントを探しては、絶妙な刺激を与えてくる。

こんなに丁寧に抱かれるのは初めてで、足の先から脳みそまで、フォンダンショコラになったみたいにとろけさせられた。

ひとつになる瞬間も、それほどの痛みもなく。突き上げられるたびに、甘い痺れと、お腹の奥から迫り上げてくるような初めての感覚に襲われる。


「ん、あ……ゆぅ、りく……っ」


縋るように腕にしがみ付く私に、わずかに眉根を寄せた色っぽい表情をする彼は、息を荒げながら言う。


「明穂さん……俺にだけ、溺れていてください」


口から漏れるのは声にならない声だけで、私は必死に頷いた。

こんなの初めてだ。

身体が、心が、こんなに熱く、高ぶるのは──。


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