無愛想で糖度高めなカレの愛
素直に嬉しい。こんな私でも、誰かの働く活力になれていたってことだもんね。
温かい気持ちで河瀬くんを見つめていると、彼は自分の手に持たれた箱をひょいと掲げてみせる。
「そのおかげで、間宮さん限定チョコを作っちゃいました」
無表情で可愛らしいことを言うちぐはぐさがおかしくて、私はぷっと吹き出した。
そっか……このマロン味のチョコレートは、仕事は関係なく、私を満足させるためだけに作ったものだったんだ。
まさか、河瀬くんがこんなことをしてくれるなんて。
「ありがとう、嬉しい。懲りずにまたチャレンジしてね」
「今度こそ認めてもらいますからね」
にこりと笑った私に、彼は負けず嫌いな一面を見せた。
ふたりでこんな深い話をしたのは初めてかもしれない。楽しいけど、そろそろ帰る準備をしなくちゃ。
動こうとした時、デスクの上に置いてあった私のスマホが震え出した。
手に取ると、妹である沙織(サオリ)からのメッセージが映し出される。
“ゴメンあき姉、今日これから彼氏が来ることになっちゃった! 泊めてもいい? っていうか、泊まるからよろしくー☆”
「はぁぁ!?」
メッセージを読んだ瞬間、思わず叫んだ私を、河瀬くんが少しギョッとした様子で見る。
温かい気持ちで河瀬くんを見つめていると、彼は自分の手に持たれた箱をひょいと掲げてみせる。
「そのおかげで、間宮さん限定チョコを作っちゃいました」
無表情で可愛らしいことを言うちぐはぐさがおかしくて、私はぷっと吹き出した。
そっか……このマロン味のチョコレートは、仕事は関係なく、私を満足させるためだけに作ったものだったんだ。
まさか、河瀬くんがこんなことをしてくれるなんて。
「ありがとう、嬉しい。懲りずにまたチャレンジしてね」
「今度こそ認めてもらいますからね」
にこりと笑った私に、彼は負けず嫌いな一面を見せた。
ふたりでこんな深い話をしたのは初めてかもしれない。楽しいけど、そろそろ帰る準備をしなくちゃ。
動こうとした時、デスクの上に置いてあった私のスマホが震え出した。
手に取ると、妹である沙織(サオリ)からのメッセージが映し出される。
“ゴメンあき姉、今日これから彼氏が来ることになっちゃった! 泊めてもいい? っていうか、泊まるからよろしくー☆”
「はぁぁ!?」
メッセージを読んだ瞬間、思わず叫んだ私を、河瀬くんが少しギョッとした様子で見る。