無愛想で糖度高めなカレの愛
八分目までビールを注ぐと、お隣りの夕浬くんの方を振り向く。
じっと私を見つめる瞳にドキッとしつつ、笑顔で軽く瓶を掲げてみせる。
「河瀬くんもどう?」
「じゃあ、いただきます」
まだビールが半分以上入っているグラスを手に取るのを見て、彼の反対側にいた広報の女子は、私達に遠慮がちに会釈して去っていく。
追い払ってしまって、少しだけ申し訳ない気持ちになるけれど、私も引けないの……ごめんなさい。
また心の中で謝りながらも、目線はビールを飲む夕浬くんの姿へ無意識に移っていた。
上下に動く喉仏も、グラスに付けた唇もセクシーで見惚れてしまう。
この唇の柔らかさと温もりは、ここにいる人達の中ではきっと私しか知らないのだと思うと、身体の奥が熱を帯びてくる。
……って、何考えてるの私! ヘンタイ!
煩悩を消すように、慌ててお酌する手元に目線を落とした。
そして、まだ早いけれど改めて室長に挨拶をする。
「今年もお世話になりました」
「いやいや、こちらこそ。間宮さんはいつも明るいしやる気満々だし、私も活力をもらってるよ」
そんなふうに言ってもらえると、本当に嬉しい。
照れ笑いを浮かべる私だけれど、室長は私を通り越して夕浬くんに目線を向け、こんなことを言う。
じっと私を見つめる瞳にドキッとしつつ、笑顔で軽く瓶を掲げてみせる。
「河瀬くんもどう?」
「じゃあ、いただきます」
まだビールが半分以上入っているグラスを手に取るのを見て、彼の反対側にいた広報の女子は、私達に遠慮がちに会釈して去っていく。
追い払ってしまって、少しだけ申し訳ない気持ちになるけれど、私も引けないの……ごめんなさい。
また心の中で謝りながらも、目線はビールを飲む夕浬くんの姿へ無意識に移っていた。
上下に動く喉仏も、グラスに付けた唇もセクシーで見惚れてしまう。
この唇の柔らかさと温もりは、ここにいる人達の中ではきっと私しか知らないのだと思うと、身体の奥が熱を帯びてくる。
……って、何考えてるの私! ヘンタイ!
煩悩を消すように、慌ててお酌する手元に目線を落とした。
そして、まだ早いけれど改めて室長に挨拶をする。
「今年もお世話になりました」
「いやいや、こちらこそ。間宮さんはいつも明るいしやる気満々だし、私も活力をもらってるよ」
そんなふうに言ってもらえると、本当に嬉しい。
照れ笑いを浮かべる私だけれど、室長は私を通り越して夕浬くんに目線を向け、こんなことを言う。