神様になりました
「1人なんて寂しいよ…。
関わりたくないって何で?」

真嶋が今にも泣きそうな表情で言ってきた
え、なに、僕が悪いの。
女ってこんな面倒い生き物だっけ…?

「泣かれると面倒だから泣かないでくれる?
別に寂しくないし、元々1人が好きなんだ」

ちょっと強い言い方だけど深く関わりたくないのは本当の事だし、1人でも寂しくないのも事実だから大丈夫だよな

「そんな言い方はないだろ?
寂しくない筈が無いだろ!!」

面倒い奴だな〜
お前に言われる筋合い無いんだけどな

「君に言われる筋合いないし、本人が寂しく無いと言っているんだ。寂しい筈がないのだけど
それに1人が好きの意味理解出来る?1人が好きっていうのは他人と関わる事が嫌い若しくは苦手の何方かなんだよ。僕の場合はその両方だ…
だから、僕が君達を傷付けない様に君達も僕を傷付けなでくれる?まぁ結局何が言いたいかというと僕の邪魔をするな。理解出来た?」

これで下手に関わる事はないだろう
僕は会話をしたくない訳じゃない
こいつらが嫌いな訳でもない
唯…深く関わりたくないだけ
それを理解してくれると嬉しいんだがな

「そうだったのね…それは私達が悪かったわ
これからは適度な距離で話し掛けるわ
ほら、2人も謝って」

「「ごめんね(な)」」

流石怒られせてはいけない女…亜埼
恐るべしパワーだな
真嶋と佐和は渋々って感じだな

「おい、伊月。質問していいか?」

「別に構わないけど」

「ありがとな。なら聞く、お前は何故「ガラガラ、おーいお前ら席付け〜HR始めるぞ」後でまた聞く」

「あぁ、」

まぁ大体予想出来るけどな
それにしても担任遅くねぇか
入学式当日に遅刻か何かか?
教師のくせに…全く…。


「おーお前らちゃんといるな、入学おめでとう
Sクラスの担任になった花瀬悠馬だ、魔力は30万だ。宜しくな!じゃあ1人ずつ自己紹介頼む」

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