Memories of Fire
ゆっくりと余裕ぶって窓際へ――できるだけクラウスから離れようとする。しかし、次の瞬間、背後に人の気配が素早く近づいてきて、力強く引き寄せられた。
「……貴女がこんなに意地っ張りだったなんて、計算外ですよ」
「ちょっと! 軽々しく触らな――ッ」
ソフィーの言葉を遮ったのは、クラウスの強引な唇だ。頬に手を添えられて、後ろを向かされ、押し付けられる温かなそれ……軽く触れただけのファーストキスとは違う。
「クラ――ッ、んん」
一度離された身体は器用にクラウスが反転させ、今度は後頭部と腰に手を添えられてキスをされた。ぬるりとした感触が口内をまさぐって、ソフィーは身体を震わせる。とてもいやらしい感触……だけど、熱くて身体が疼く。
ソフィーは震える身体を支えたくて、クラウスにしがみついた。
「毎日会いに来てほしいですか? 貴女に似合うドレスを選んでほしいですか? 他愛のない会話をして、キスをして……抱きしめてほしいですか?」
唇を離したクラウスは、ソフィーの頬を両手で優しく挟み、コツリと額を合わせて問う。それからソフィーの頬を伝う涙を親指の腹で拭った。
「泣くほど、私が好きですか?」
「……っ! あ、貴方みたいな性格の悪い男性は大嫌いよ!」
ソフィーが思わずクラウスの胸を叩いて抗議すると、クラウスはクスクスと笑う。
「……貴女がこんなに意地っ張りだったなんて、計算外ですよ」
「ちょっと! 軽々しく触らな――ッ」
ソフィーの言葉を遮ったのは、クラウスの強引な唇だ。頬に手を添えられて、後ろを向かされ、押し付けられる温かなそれ……軽く触れただけのファーストキスとは違う。
「クラ――ッ、んん」
一度離された身体は器用にクラウスが反転させ、今度は後頭部と腰に手を添えられてキスをされた。ぬるりとした感触が口内をまさぐって、ソフィーは身体を震わせる。とてもいやらしい感触……だけど、熱くて身体が疼く。
ソフィーは震える身体を支えたくて、クラウスにしがみついた。
「毎日会いに来てほしいですか? 貴女に似合うドレスを選んでほしいですか? 他愛のない会話をして、キスをして……抱きしめてほしいですか?」
唇を離したクラウスは、ソフィーの頬を両手で優しく挟み、コツリと額を合わせて問う。それからソフィーの頬を伝う涙を親指の腹で拭った。
「泣くほど、私が好きですか?」
「……っ! あ、貴方みたいな性格の悪い男性は大嫌いよ!」
ソフィーが思わずクラウスの胸を叩いて抗議すると、クラウスはクスクスと笑う。