鬼部長の素顔
部長は私を抱いた
これが部長と初めてじゃないのに
優しく、大切そうに……
何度もキスをし
何度も見つめ合い
何度も笑ってくれた
あー……だめだな。
ひとつひとつ、何されても
私の身体は正直だ
こんなにも優しくて
こんなにも甘くて
こんなにも温かい
私だけの人でいてくれたら……
そう、望んでしまう
私は……欲張り?
欲張りになりたい
「可愛い、」
「俺の……優子」
そう……ですよ、
『は、…はや…とさんの……です』
何度もあたまが真っ白になりそうになる
その度に、部長は私を覚醒させる
何度も……何度も……、
けれど、どうしてかな?
心も身体も悲鳴すら起きない
むしろ、満たされていた