強引なカレの甘い束縛


魚介類や野菜を次々と庭に運び、乾杯の音頭が聞こえたのはお昼少し前。

お腹もすいて、みんなが思い思いにビールを飲んだりお肉を頬張ったり。

仕事中に見ている顔とは違うのはもちろん、屋外の雰囲気のせいか、普段の宴会での様子とも違う解放感はとても新鮮だ。

「そのミックスジュース、うまいのか?」

椅子に座り、のんびりとトウモロコシをかじっていると、隣に並んでお肉を食べていた陽太が声をかけてきた。

「うん、砂川さんの弟さんの手作りらしいけど、すごくおいしい。砂川さんが小さい頃からよく作ってくれたんだって」

「ふーん」

陽太は何故か面白くなさそうな声をあげた。

そして、テーブルの上のミックスジュースを手に取り、ぐっと飲んだ。

ビールに飽きたのかな。
だけど、甘い飲み物は苦手で、コーヒーですら砂糖が入っているものは飲まないのに。

グラスに半分ほど残っていたミックスジュースをいつの間にか飲み干した陽太は、その甘さに少し顔をしかめた。




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