強引なカレの甘い束縛
啄むように何度か繰り返されたキスは、私が身動きできず拒むことなく受け入れているうちに次第に深くなる。
陽太の唇の柔らかさと強い意志が私の中に注がれる。
頬にあった陽太の手は、気づけば腰に回され、抱きしめられている。
「俺が七瀬を好きだってことを、今日のバーベキューで大原部長に知らせたから。これから俺に何か変化があるなら……というより、必ずあるけど。七瀬も道連れだから、今から心の準備をしておいてくれ」
私の耳に、陽太の声が響く。
まるで私に懇願するかのような声。
「道連れってどういうこと? バーベキューのことといい、いい加減はっきりと教えてよ」
「だから七瀬は鈍いっていうんだ。長い間同じ部署で働いてるのに、どうして知らないんだよ」
「鈍くて悪かったわね。だけど、それがわかってるなら私にもわかるようにわかりやすく教えてよ」
「わかったわかった。だからそんなに怖い顔を作って睨むなよ。結局かわいいだけなんだからさ。二度と離したくなくなるだろ」