秘密の片思い 番外編④
「碧!」
5メートルほどのところで呼んだ私の声を聞きつけた碧生は、パッと声のする方へ愛らしい顔を向けた。
「ンッマ!」
私を呼びながら、こちらへ来ようと一生懸命に歩き始める。
その姿が可愛くて、私も微笑みを浮かべて碧生に近づく。
私のところへ来るまでは真剣な顔つきだった碧生は目の前に来るとニコッと笑う。
「碧、いい子にしてた?」
腰をかがめて手を差し出す碧生を抱っこする。
「ママ、ママ」
ずっと会えていなかったような歓迎ぶりに、なぜか瞳が潤んでくる。
「まったく、今まで俺と上機嫌で遊んでいたのに、愛を見た途端これだもんな」
郁斗がのんびりした口調で言いながら、私たちの元へ来る。
「碧、俺の愛なんだからな」
「郁斗……」
郁斗の甘い言葉にはいい加減慣れているのに、「俺の愛なんだからな」に、胸がトクンと鳴ってしまった。
「私は碧のママなの。いつも家にいないパパと違って、ママが大好きなのはあたりまえだよね~」
頬が赤らんでいないか考えながら、碧生に語り掛ける。
5メートルほどのところで呼んだ私の声を聞きつけた碧生は、パッと声のする方へ愛らしい顔を向けた。
「ンッマ!」
私を呼びながら、こちらへ来ようと一生懸命に歩き始める。
その姿が可愛くて、私も微笑みを浮かべて碧生に近づく。
私のところへ来るまでは真剣な顔つきだった碧生は目の前に来るとニコッと笑う。
「碧、いい子にしてた?」
腰をかがめて手を差し出す碧生を抱っこする。
「ママ、ママ」
ずっと会えていなかったような歓迎ぶりに、なぜか瞳が潤んでくる。
「まったく、今まで俺と上機嫌で遊んでいたのに、愛を見た途端これだもんな」
郁斗がのんびりした口調で言いながら、私たちの元へ来る。
「碧、俺の愛なんだからな」
「郁斗……」
郁斗の甘い言葉にはいい加減慣れているのに、「俺の愛なんだからな」に、胸がトクンと鳴ってしまった。
「私は碧のママなの。いつも家にいないパパと違って、ママが大好きなのはあたりまえだよね~」
頬が赤らんでいないか考えながら、碧生に語り掛ける。