クールな同期が私だけに見せる顔
彼が近づいてくる構えを見せたり、ほんの少し体を動かしただけで、キスをされると思った私の体は、ピクンと反応した。
省吾は、わざとそうしてる。
「お前、俺のこと怖がってるのか?なんだ、可愛いとこあるじゃん」
そう言ってクスクス笑ってる。
私の反応を見て、面白そうに顔を近づけては、逃げようとする私を押さえつける。
彼の方は、唇の端っこにキスして、私が彼から、逃げようとすると、追いかけて来てさらに深いキスをしてくる。
信じられない。
私、省吾とキスしてる。
彼と唇を重ねながら、どうしていいのか分からす、私は、不安げに彼の端正な顔を見つめる。
省吾の目が熱を帯びてくる。省吾に口をあけられ、彼の舌が入り込んできた。
ぎゅっと抱きしめられて、わけが分からなくなる。
彼に求められるまま、舌を絡められ、魂まで抜かれそうになる。
彼は、体を離して、私の全身を眺める。
Tシャツの下の、私の体を指でたどって行く。
彼の目が欲望を宿して来るのが分かる。
体は、すごく熱いのに、ゆっくりと触れるようなキスをしてくる。
溶けてなくなりそう。
お願いだから、そんな目で見るのやめて。
熱い手が肩から首筋を周って、胸を撫でてくる。
胸を揉まれて我に返った。
これは現実だ。
省吾の手は、シャツの中に入り込んで、直接肌に触れている。
夢の中で省吾に抱かれてるんじゃない。