クールな同期が私だけに見せる顔


「省吾、何してるの?」
「俺が何してるのか、説明して欲しいのか?」
「そうじゃなくて」

彼は、私を抱いたまま首筋にキスをしてくる。

「なんでそんなところに、キスなんかするの?」

「したいからする。他に理由なんてない。
したいからって理由じゃ、ダメか?」

「ふざけるのは、止めて」

「ふざけてるのは晴夏の方だ。今さら、恥ずかしがるのはおかしいだろう?
昨日、二人でしたこと全部説明してやろうか?」

省吾は、真剣な顔をしてる。
私の目が大きく見開く。

省吾今は、いつの間にかシャツを着ていた。
ベッドで一緒に寝ては居たけど。

何もなかった。
なかったんじゃないの?
なんかあった、なんて思いたくない。

今は、嫌だ。考えたくもない。
省吾の舌が肌を這いまわったなんて。

面倒なことは避けたい。


彼が、ニヤニヤ笑って言う。
「思い出した?昨日のように。もう一度するか?最初から」

「もういい。イヤです。お願い。近づかないで」

「あっ、そう。じゃあ、言わない」

「とにかく、離れてって」

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