クールな同期が私だけに見せる顔

気が付いたら、辺りが暗くなっていた。

まるで体の力が抜けてしまったように、
何もできないでいる。

何もしないまま、部屋にこもってベッドの上で膝を抱えていた。


ただ、壁の一点を見つめて。

何かしようっていう気が起きなくて、
ただじっとしていた。



お腹が空いている感覚も忘れていた。

何時間、こんなふうにしてるんだろう?

部屋の時計を見る。

時刻は、12時を差している。

日付が変わろうとしてるのか。

日が暮れてからも、だいぶ時間が経つのに。

こうして、膝を抱えて座っている以外、
何もしないでいるなんて。


部屋を出て行ったときに、朝食のトーストを食べたまま何も口にしていない。
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