クールな同期が私だけに見せる顔
何か口に入れよう。
立ち上がろうとしても、彼が、別の女性を部屋に誘い込む姿がフラッシュバックされ、体の動きが止まってしまう。
頭が真っ白になって、訳もなく声を上げそうになる。
明かりも付けず、真っ暗な部屋でじっとしてる方が楽だった。
何かしようとすると、何かを思い出す。
もう、日曜日が始まろとしているのだろうか?
遮光カーテンで光を遮断し、部屋を暗くしたままだったから、外の様子が分からない。
手元に置いたバッグの中に、小さなランプがともっているのが見える。
携帯が光ってる。一度鳴り出して、音が聞こえないようにしてしまった。
誰が掛けて来てるのか、考えるまでもない。
電話は、暗い部屋の中で、しばらく光ったままチカチカ点滅を繰り返している。
私は、バッグから取り出し液晶画面を見た。