クールな同期が私だけに見せる顔
『付き合おうかですって?』
気持ちがありあないほど高ぶって、彼がそういうなら彼の言う通りでいいじゃん。と強烈に気持ちが傾きかけている。
もしかしたら、本当に私のことが好きになってくれて、今までの態度と全然違う彼になるかも知れない。
彼が言った言葉を思い出して、顔が赤くなる。
省吾が私と付き合うっていうの?
普通のカップルみたいに、イチャイチャしたりするって言うの?
省吾のべた甘な顔。想像できない。
嘘でしょう?マジで私?
なぜだかドキドキして、体が熱を帯びてくる。
なぜか省吾から、告白された。
本当に?
ずっとこの言葉を待ってたみたいに、全身で彼の言葉を聞いている。
彼の周りには、女の子がたくさんいるのに、私なの?
私でいいの?
どうしよう。
心臓が激しく脈打って、ありえないほど体が火照る。
好きだっていった省吾本人よりも、私の方が熱くなってる。
付き合おうって言われたくらいで、私ったら、なに、のぼせてるんだろう。
省吾が、本気で言うはずないじゃないの。
しかも、何で私なの?
適当にはぐらされただけで、省吾はきちんと答えてない。