フラワーガーデン【アリシア編】
カーテンの隙間からは穏やかな午後の光が差し込み、仄かに室内を照らしていた。

唇に、頬に、首筋にジョージのキスを受けながら、恥かしさで死んでしまいそうになる……。


「ジョージ……あの……」
「却下」

即答。
私、まだ、何も言ってないのに。


ジョージの裸の上半身から、彼の体温が伝わって眩暈がする。


「あの……明る過ぎるわ……」

「昼間だからな」

「だけど……」

「何?」


イラっとしたのかジョージは、私のシャツを脱がせると、机の側の椅子の上に無造作にポイッと投げる。

恥かしくて、私は慌ててシーツで体を包んで隠す。


「何、隠してんだよ」

「だって……明るいし……それに、ジョージ、脱がしちゃうんだもん!」

「何、言ってんだよ。脱がさなきゃ、抱けないだろう?!」


ジョージは軽く溜息を吐くと、肩を竦めた。


「オーケー。どうしたらいい?おまえの要求を全て飲むよ」


ほーーーっと胸を撫で下ろした瞬間、ジョージは両手で私の目を塞いだ。


「え?!何……?」
「何って、お望み通り、明るいのは嫌だって言うから目の前を暗くしてやっただけだよ」

違---う!
そんな意味じゃないわ。
ジョージってば、ひどいわ。
私をからかって遊ぶなんて。

驚き慌てふためいた私は、彼の手を剥がそうと格闘する。


「脱げよ」


突然のジョージの言葉に私は動揺し、固まった。


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