何でも屋と偽りのお姫様~真実の愛を教えて~
「ちょっと待って……カオルさんは!?」
「あの人の事は心配するな」
レイヤに引っ張られながら後ろを振り向けば、SPたちに1人で立ち向かうカオルさんの姿が目に映る。
その瞬間、私は息を呑んだ。
カオルさんの顔から笑顔は消えていた。
そして華麗な動きで次々とSPたちを倒していく。
無駄な動き1つせず、自分より遥かに大きい人間をなぎ倒していった。
「凄いっ……」
「だから言っただろう。
あの人は殺しても死なない」
「で……でも女の人を1人で残すのはどうかと……」
「女の人……。
あぁ……そうだな」
レイヤは言葉を濁すと何処かへ向かって走り続けた。
テキトウに走っているというより目的地に向かって走っていると言った方がいいかも。
一体どこに……。
「おい、ボーッとするな。
まだ安心出来る状態じゃない」
「うん、分かってるけど……」
レイヤはそう言うと私の手を力強く握りしめる。
『安心出来る状態じゃない』、そう言われたばかりなのにすっかり安心している自分がいる。
レイヤと一緒にいるだけでホッとするんだ。
「あの人の事は心配するな」
レイヤに引っ張られながら後ろを振り向けば、SPたちに1人で立ち向かうカオルさんの姿が目に映る。
その瞬間、私は息を呑んだ。
カオルさんの顔から笑顔は消えていた。
そして華麗な動きで次々とSPたちを倒していく。
無駄な動き1つせず、自分より遥かに大きい人間をなぎ倒していった。
「凄いっ……」
「だから言っただろう。
あの人は殺しても死なない」
「で……でも女の人を1人で残すのはどうかと……」
「女の人……。
あぁ……そうだな」
レイヤは言葉を濁すと何処かへ向かって走り続けた。
テキトウに走っているというより目的地に向かって走っていると言った方がいいかも。
一体どこに……。
「おい、ボーッとするな。
まだ安心出来る状態じゃない」
「うん、分かってるけど……」
レイヤはそう言うと私の手を力強く握りしめる。
『安心出来る状態じゃない』、そう言われたばかりなのにすっかり安心している自分がいる。
レイヤと一緒にいるだけでホッとするんだ。