何でも屋と偽りのお姫様~真実の愛を教えて~
「お姫様の奪還は成功したみたいね」
「どこがだ、ラスボスがいるだろう。
しかも目の前に……」
楽観的に笑うカオルさんとは対称に冷たく顔を顰めるレイヤ。
2人を見ていれば私まで笑みが零れそうになる。
こんな状態なのに、だ。
「貴様……梓沙を離せ……。
梓沙は俺のモノだ……汚い手で触れるな……」
そう言いながら恐ろしい目でレイヤを睨みつける拓哉さん。
私は肩を揺らす事しか出来ないというのに、レイヤとカオルさんはちっとも気にしていないみたいだ。
2人は私の前に立つと拓哉さんに向かって口を開く。
「お前みたいな男に……梓沙を任せられない」
「イカレてるよアンタ。
いくら好きだからって超えちゃいけない線があるんだっつーの」
そう言い放った後
レイヤとカオルさんは顔を見合わせるとお互いに軽く頷き合っていた。
どうしたのだろう、と首を傾げようとした時
「行くぞ」
「え?ちょっ……」
レイヤに急に手を引っ張られ私は走りだす羽目になる。
驚いている暇はなくカオルさんは拓哉さんやSPたちに突っ込んでいってしまう。
「梓沙!!
行くな梓沙!!」
「っ……」
後ろから聞こえてくる声は嘗て私が愛した人のものだった。
振り返りそうになるが、レイヤに阻止される。
「未練を残すと辛いだけだぞ。
お前も……あいつも……」
「……そう……だね」
震える声で何とか言葉を絞り出す。
ごめんなさい、拓哉さん。
私……行きます……。
自由になりに……。
「どこがだ、ラスボスがいるだろう。
しかも目の前に……」
楽観的に笑うカオルさんとは対称に冷たく顔を顰めるレイヤ。
2人を見ていれば私まで笑みが零れそうになる。
こんな状態なのに、だ。
「貴様……梓沙を離せ……。
梓沙は俺のモノだ……汚い手で触れるな……」
そう言いながら恐ろしい目でレイヤを睨みつける拓哉さん。
私は肩を揺らす事しか出来ないというのに、レイヤとカオルさんはちっとも気にしていないみたいだ。
2人は私の前に立つと拓哉さんに向かって口を開く。
「お前みたいな男に……梓沙を任せられない」
「イカレてるよアンタ。
いくら好きだからって超えちゃいけない線があるんだっつーの」
そう言い放った後
レイヤとカオルさんは顔を見合わせるとお互いに軽く頷き合っていた。
どうしたのだろう、と首を傾げようとした時
「行くぞ」
「え?ちょっ……」
レイヤに急に手を引っ張られ私は走りだす羽目になる。
驚いている暇はなくカオルさんは拓哉さんやSPたちに突っ込んでいってしまう。
「梓沙!!
行くな梓沙!!」
「っ……」
後ろから聞こえてくる声は嘗て私が愛した人のものだった。
振り返りそうになるが、レイヤに阻止される。
「未練を残すと辛いだけだぞ。
お前も……あいつも……」
「……そう……だね」
震える声で何とか言葉を絞り出す。
ごめんなさい、拓哉さん。
私……行きます……。
自由になりに……。