何でも屋と偽りのお姫様~真実の愛を教えて~
「遥斗……?」
「っ……あぁっ……」
遥斗は胸を押さえながらソファーへと沈み込んでしまった。
突然の事に私も片瀬さんも驚きを隠せない。
苦しそうに顔を歪める遥斗を見た瞬間、頭の中が真っ白になった。
「遥斗!?」
急いで遥斗の傍に行くけど、どうしていいか分からない。
救急車を呼ぶべきかどうかも判断できなくて、ただ彼を抱きしめる事しか出来なかった。
名前を呼びながら遥斗の背中を擦る。
次第に遥斗の呼吸は落ち着いてくるがまだ苦しそうだった。
「く……う……」
「遥斗……どうしたの遥斗!?」
小さすぎて聞き取れなかったけど、確かに何かを言った気がした。
耳を澄まして遥斗が言っている言葉を聞き取ろうとする。
すると……。
「く……くじょ……う……」
「九条……?」
九条って確か……。
大学時代の遥斗の親友の名前だ。
そっか、遥斗も親友の事で苦しんでいたんだった……。
『九条が何かに苦しんでいた事はずっと分かっていた。
でもアイツは俺に話そうとはしなかった、だから俺は待ってたんだ。
アイツが話してくれるのを……でもアイツは……』
『僕はアイツの1番近くにいたのに……気付くことも出来なかった!
アイツの様子がおかしいって分かってたのに……何もしなかった!!』
遥斗との顔や言葉が片瀬さんのものとリンクしていく。
「っ……あぁっ……」
遥斗は胸を押さえながらソファーへと沈み込んでしまった。
突然の事に私も片瀬さんも驚きを隠せない。
苦しそうに顔を歪める遥斗を見た瞬間、頭の中が真っ白になった。
「遥斗!?」
急いで遥斗の傍に行くけど、どうしていいか分からない。
救急車を呼ぶべきかどうかも判断できなくて、ただ彼を抱きしめる事しか出来なかった。
名前を呼びながら遥斗の背中を擦る。
次第に遥斗の呼吸は落ち着いてくるがまだ苦しそうだった。
「く……う……」
「遥斗……どうしたの遥斗!?」
小さすぎて聞き取れなかったけど、確かに何かを言った気がした。
耳を澄まして遥斗が言っている言葉を聞き取ろうとする。
すると……。
「く……くじょ……う……」
「九条……?」
九条って確か……。
大学時代の遥斗の親友の名前だ。
そっか、遥斗も親友の事で苦しんでいたんだった……。
『九条が何かに苦しんでいた事はずっと分かっていた。
でもアイツは俺に話そうとはしなかった、だから俺は待ってたんだ。
アイツが話してくれるのを……でもアイツは……』
『僕はアイツの1番近くにいたのに……気付くことも出来なかった!
アイツの様子がおかしいって分かってたのに……何もしなかった!!』
遥斗との顔や言葉が片瀬さんのものとリンクしていく。