何でも屋と偽りのお姫様~真実の愛を教えて~
「本当か……?
ずっと……俺の傍に……」

「はい」



拓哉さんは私を見つめると優しく笑った。
その笑顔にトクンと胸が高鳴る。
私は拓哉さんが好き……大好き……。
だから傍にいたい……。



「俺から離れないでくれ……」

「離れませんよ。
拓哉さんが離れろって言っても離れてあげませんから!」

「馬鹿、俺がお前を離す訳ないだろう」



呆れたように笑った拓哉さんはちゅっと軽くオデコにキスをおとした。



「あっ……」



いきなりの事に胸がドクンと高鳴る。



「顔が紅いな」

「うっ……見ないで下さい!!」



顔を見せない様に手で隠せば優しく手を掴まれる。



「見せろ、もっと……もっと……」



私の手をどけながら私の顔を覗き込む拓哉さん。
恥ずかしくて目を逸らしても無理やり合わせられる。
拓哉さんの優しい笑顔に私の胸は爆発寸前だった。



「恥ずかしいです……」

「何を今さら……もっと恥ずかしい事をしているだろう?」

「い……意地悪……です」

「愛してるから仕方がない。
よく言うだろう?好きな子ほどいじめたくなると……」



そう言いながら拓哉さんは私の頬や耳にたくさんキスを落としていく。
吸い付かれる度に反応する私を楽しそうに見ながら私は彼の愛に包まれていった。
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