男の秘密
「買い物に行っている間、寝てて下さいね」

そういい残し優は部屋を出た。

優を見送り深くため息をつく忍。

コンビニに行いくだけで直ぐ帰ってくるつもりだったので、サイフだけしか持ってこなかった。
携帯に連絡が入っていそうだが、こちらから連絡する術が無い。

どうしようかぼんやりと考えていたが、思考が上手く纏まらない。
そのうち寒さで我に返った。

考えるのを諦め布団に入ると、程なく意識を手放した。
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