恋色シンフォニー
♫
というわけで、商品部の女子3人で会社近くのメキシコ料理店にやってきた。
玲子さんと、後輩の渚ちゃん。
「綾乃さんは、三神さんと同期なんですよね?」
タコスを頬張りながら、渚ちゃんがきいてきた。
「うん」
「早く帰って何やってるんでしょう?」
「知らないわよ、プライベートなんて」
興味ないし。
「彼女が待ってるんだって」
と、玲子さんがファヒータをトルティーヤに巻きながら言った。
「えぇっ⁉︎」
「綾乃ちゃん、驚きすぎ。不思議じゃないわよ、三神君に彼女いても」
「草食系っぽいのに……」
「あのぅ、わたし、この前の健康診断で三神さんがワイシャツを脱いだときに、見ちゃいました……」
おとなしい渚ちゃんがおずおずと発言し、私と玲子さんはじっと渚ちゃんを見つめる。
何故か顔が赤い。
「こ、ここらへんに……」
というわけで、商品部の女子3人で会社近くのメキシコ料理店にやってきた。
玲子さんと、後輩の渚ちゃん。
「綾乃さんは、三神さんと同期なんですよね?」
タコスを頬張りながら、渚ちゃんがきいてきた。
「うん」
「早く帰って何やってるんでしょう?」
「知らないわよ、プライベートなんて」
興味ないし。
「彼女が待ってるんだって」
と、玲子さんがファヒータをトルティーヤに巻きながら言った。
「えぇっ⁉︎」
「綾乃ちゃん、驚きすぎ。不思議じゃないわよ、三神君に彼女いても」
「草食系っぽいのに……」
「あのぅ、わたし、この前の健康診断で三神さんがワイシャツを脱いだときに、見ちゃいました……」
おとなしい渚ちゃんがおずおずと発言し、私と玲子さんはじっと渚ちゃんを見つめる。
何故か顔が赤い。
「こ、ここらへんに……」