秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
変わらない日常業務をこなし、私は先に食堂でランチする。
麻生さんのコトを想うと今でも唇だけが自然と火照って、彼ともう一度キスがしたいと不埒なキモチになった。
パウダールームでメイクを直して、社長室に戻ろうとエレベーターホールに足早に向かってると麻生さんと姿を見た。
彼の連れ添ってるのは営業部の林さん。
私は胸騒ぎがして、二人の後をこっそりとつけた。
誰も居ない休憩室。
「麻生さん…貴方のコトがスキです」
「君は俺のコト皆から訊いていないの?」
麻生さんは林さんに鋭い眼光を向け、彼女の好意を全身で拒絶する。
「何をですか?」
「俺、社内恋愛はしない主義なんだ」
「・・・」
「だから、君の想いには応えられない」
麻生さんは一方的に言って、林さんを放って私に向かって歩いて来た。
ここは何もない廊下。
隠れる場所などなく、私は慌てて駆け出した。
でも、心がカラダに付いて行けず、何もない所で扱けて鼻を打ってしまった。
「こんな所で何してるんだ?小池」
私は打った鼻を押さえ、立ち上がる。
「お前…鼻血か出てるぞ」
「ええ~っ!!?」
麻生さんのコトを想うと今でも唇だけが自然と火照って、彼ともう一度キスがしたいと不埒なキモチになった。
パウダールームでメイクを直して、社長室に戻ろうとエレベーターホールに足早に向かってると麻生さんと姿を見た。
彼の連れ添ってるのは営業部の林さん。
私は胸騒ぎがして、二人の後をこっそりとつけた。
誰も居ない休憩室。
「麻生さん…貴方のコトがスキです」
「君は俺のコト皆から訊いていないの?」
麻生さんは林さんに鋭い眼光を向け、彼女の好意を全身で拒絶する。
「何をですか?」
「俺、社内恋愛はしない主義なんだ」
「・・・」
「だから、君の想いには応えられない」
麻生さんは一方的に言って、林さんを放って私に向かって歩いて来た。
ここは何もない廊下。
隠れる場所などなく、私は慌てて駆け出した。
でも、心がカラダに付いて行けず、何もない所で扱けて鼻を打ってしまった。
「こんな所で何してるんだ?小池」
私は打った鼻を押さえ、立ち上がる。
「お前…鼻血か出てるぞ」
「ええ~っ!!?」