そのキスで教えてほしい
笑われてムッとしながら崎坂さんを横目で見るけど、彼はお構いなしに口許を緩めている。
きっと、木村さんとの会話で私が不自然だったことを言っているのだろう。
あの時も崎坂さんは笑っていた。
「普段からそうだよな。戸惑ったり照れたりするとすぐ顔に出る」
「っ……、だからって笑って馬鹿にしないでくださいよ!」
「可愛いって思ってるだけだよ」
穏やかなトーンで息をするみたいに自然と言われた言葉に、いっきに脈が速くなった。
「か、からかわないでください……」
「思ってることを言ってるだけだって」
ちらりと隣のデスクを見ると、崎坂さんは画面に顔を向けてパソコンを操作していて、私の視線に気づいた彼はこちらを見ると、ゆったりと微笑んだ。
胸の奥が熱い何かにのみ込まれていく。
崎坂さんに「可愛い」と言われて浮かれてしまいそうになる自分を、なんとかして抑え込みたかった。
けど、無理みたい。
「……なんなんですか、もう」
不貞腐れた言い方をした私を、崎坂さんがくすっと笑った。
照れてるって思われているんだ。
俯いた私の頬はすでに熱くなっていた――
きっと、木村さんとの会話で私が不自然だったことを言っているのだろう。
あの時も崎坂さんは笑っていた。
「普段からそうだよな。戸惑ったり照れたりするとすぐ顔に出る」
「っ……、だからって笑って馬鹿にしないでくださいよ!」
「可愛いって思ってるだけだよ」
穏やかなトーンで息をするみたいに自然と言われた言葉に、いっきに脈が速くなった。
「か、からかわないでください……」
「思ってることを言ってるだけだって」
ちらりと隣のデスクを見ると、崎坂さんは画面に顔を向けてパソコンを操作していて、私の視線に気づいた彼はこちらを見ると、ゆったりと微笑んだ。
胸の奥が熱い何かにのみ込まれていく。
崎坂さんに「可愛い」と言われて浮かれてしまいそうになる自分を、なんとかして抑え込みたかった。
けど、無理みたい。
「……なんなんですか、もう」
不貞腐れた言い方をした私を、崎坂さんがくすっと笑った。
照れてるって思われているんだ。
俯いた私の頬はすでに熱くなっていた――