思い出の悲しみ
私は今思えば、いや今思わなくても最低だ
今更過ぎて何も言えない
「美弥?どうしたよ」
「いや・・・。」
ご飯を食べ終わり食器は健太が片付けてくれた。
皆がトランプゲームをしてる時、私は健太のとこに行く
「ありがとう」
「別に。作ってくれたから・・・てかさ」
健太は水を止めて少し怒りながら向き合ってきた
「なに?」
「簡単に男に体触らせないで」
「・・・男って隆二じゃん」
さっきのことまだ言ってんの?
「男には変わりねぇよ」
「そんな周りに言ってないんだから。逆に不自然でしょ」
「なに?周りが知らないから他の男に体触らすの?」
「は?なんでそうなるの?じゃあみんなに言えば良いじゃん。なに?言えない理由があんの?」