思い出の悲しみ
「どうしたの?」
「実はさー」
「・・・ん?」
「映画が終わった時二人で消えたじゃん?その時、声聞こえたんだよね」
「・・・あぁ、でも」
「あのね。私も健太とヤッたの」
「・・・は?」
「告白の仕方もおんなじ。部屋に行ったとき、美弥が無理やり犯されてるのかと思ったら告白・・・してたから」
「そゆことか」
「健太智美にも言うつもりらしかったから智美は隆二の事が好きってことを健太に言ったの、そしたらじゃあ美弥にするって。」
・・・最低。
別れて当然。クソ男
「ありがと美麗」
「うぅん。・・・で、まだ付き合ってるの?」
「いや、さっき別れたんだよ」
「え!?そうだったの?」
「なんか周りに隠したそうだったから怪しいと思ったらそゆことか」
「うん・・・。」