私の嘘を完成させて

彷徨とか何考えてるか
わからないけど
怒らせたら一番怖そう。

それにしても…
髪は拭けたけど
制服は濡れたまま。

「ほら。」

手渡されたのはジャージ。

「これ、彷徨の?」

「我慢しろよ。」

「いや。ありがたいです。」

ベットのカーテンを閉めて
着替えるのはいいけど

「…ぶかぶか」

そりゃあそうだ。
私と彷徨はの身長差は
約20センチはあると思う。

「南那」

カーテン越しから聞こえる
彷徨の声は穏やか。

「何かあれば言えよ。」

…ついさっき
決心したじゃないか。


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