私の嘘を完成させて

「例えると少し海君みたいかな?
あそこまではっちゃけてないけどね。」

えぇー…
あのヤンキー栄斗が?
海みたい…?

うぇ。

「髪の毛もあんな色じゃなかったし
少し茶色い感じだったんだ。」


堀さんの話によると
高校1年生の時だから
約2年前の話。

もし堀さんの言う通り
栄斗がそんな感じだったら
なんであそこまで変わった?

向かい合ってベッドに座りながら
話している中、堀さんは
切なそうな顔をして窓際を向いた。

「…高校1年の時お互い一目惚れで
付き合うまでにはそう時間は
かからなかったの。」

窓側を向いてる堀さんの
背中を黙って見つめる。




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