私の嘘を完成させて
私の返事も聞かないで
部屋に入った愁は
寝ていた全員を叩き起こして
彷徨の家に帰って行った。
本当に面倒見がいい…
私もいい感じに
眠くなってきたから
ベッドに入って目を閉じた。
次の日の栄斗と海は
二日酔いで死にそうだったけど
なんとか学校を乗り切っていた。
そして…
嫌な日が来るのはあっという間。
気付けばもう土曜日なのだから。
心配した彷徨が
一緒に行くか?と
聞いてくれたけど
そこは丁重にお断りした。
尚人さんが迎えに来てくれて
車に乗り込むけど
梅雨の時期。
空はどんよりしていて
雨が降りそうだった。