私の嘘を完成させて
「あんたの言う
男らしいって何?
顔が彷徨みたいだったら
男らしいの?」
「っ…」
「可愛い顔してるから何?
可愛い顔してるから、
女みたいだからって
そうやって目を背けるの?
そりゃあそんな
女々しければ
誰も好きになって
くれないでしょ。
今こうやって出て行った
あの子を追いかける事も
出来ないもんね。あんた。」
悔しそうに顔を
歪める海に
私は口を止めない。
「幼馴染だから
いつまでも自分の
傍にいてくれると思ったら
大間違いよ。
いきなり目の前から消えて
伝えたかった事も
伝えられないって事も
あんのよ。」
何で私こんな事
言ってるんだろう。って
頭の中はいたって冷静。